謹訳平家物語読み終わり記念ブログ

妹の金であん肝を食いました

映画

ベイビー・ブローカーを観た。

是枝監督作品だが、俳優はすべて韓国人という映画だった。韓国映画は実はパラサイトしか観ていなくて、パラサイトと比較しながら観ていた。

パラサイトの、外国の異文化独特の言い回しが「?」となるシーンもあったのだが、ベイビー・ブローカーにはそれがなく、ロマンティックな台詞回しになっていた。

ロマンティックなのは良いのだけど、「韓国の人はこういう言い回しをするのか!へえ!」みたいな驚きというか異文化に触れている感は全然なくて物足りなかった。台詞に関しては、だが。映画は面白かったのだけど。

あんまり山場という山場は無くて、パラサイトのほうが面白いなーと思ってしまった。ジャンルが絶妙に違うけど、家族を描いた作品としてはパラサイトのほうが面白かったな〜と思う。あと、予告?CM?かなんかで「感動」って言ってたのは良くない。こちらの感情を決めつけるな!!

 

不満をタラタラ申したが、ソン・ガンホの演技はパラサイトに引き続き素晴らしく、日本でも活躍したぺ・ドゥナの演技も本当に素晴らしかった。そしてカン・ドンウォンゾンビ映画の主演の時初めて見たお顔の美しさに雷に打たれたような物凄い衝撃があったのだが、ベイビー・ブローカーではかっこいいけどちょっとくたびれたお兄さんになっててびっくりした。役者魂が素晴らしい!

 

さて、次はキングダムだ。チケットも買ってあるので楽しみだ。面白いといいなあ…

思い出

小学6年生のころ、恐怖政治を敷く先生が担任だった。

私はゆとり世代ど真ん中だけれど、ゆとりの父母世代は暴力恫喝当たり前の環境で育っているからか、小学生の頃はまだ暴力が許されるような空気があった。

 

先生の大きな怒鳴り声と時には暴力に怯えながら過ごしていた。理不尽な怒りにも。

 

ある日、先生が終業のチャイムが鳴ってもそのまま授業を続行し、休み時間が無くなった時があった。

げんなりしつつ、仕方ないのか…とも思ったが

 

「私たちが遅刻するととんでもなく怒られるのに、授業の時間が長引いても先生は誰にも怒られないのか?」

 

と思うと怒りがふつふつとわいてきた。ちょうどいいタイミングで授業アンケート(いじめはありませんか?困っていることはありませんか?みたいなやつ)があったので

 

「先生も時間を守って欲しいです」と勇気を出して(無記名だったから)書いたら1週間後くらいから先生が急に時計を気にするようになり、ちゃんと授業を終わらせるようになった。

 

どうせ私の言うことなんて守ってもらえないんだろうなーと思っていたので拍子抜けした記憶がある。

今思えば、めちゃくちゃ厳格で怖い先生だったけど、ただただ真面目だったのかもしれないな…

 

と思っていたら、何年後かに同僚の先生をボッコボコにして教師をクビになったらしい。なんなん。

4/18パーティ内山ラストライブ

(ズボラすぎて公開がめちゃ延びてしまった)

 

パーティ内山ラストライブ、「パーティはお開きだ!」に行ってきた。

 

帰宅してテレビをつけたらアンタウォッチマンの放送が始まっており、ロングコートダディが出てきて大阪のマンゲキの強みについて解説をしていた。

①客層が幅広い

②芸人も幅広い

③過酷なバトルシステム

があるから賞レースに強いらしい。

 

今日のライブは、その全てが逆だった。

 

大雨でもたつきながらどうにか入ったバティオスは、炭坑節が流れ、レッドガ赤壁さんが踊り、背景にはプロジェクターで映されたサンドウィッチマンが何か喋ってる。(多分パーティ内山さんの引退のこと)その内スルメさんも出てきて、開場早々大渋滞していた。

 

カオスの中、前説のお見送り芸人しんいちさんが登場したが大雨だし強風のせいなのかお客さんのキャンセルが結構出たらしく、席が空いていて「R1チャンプなのにもったいねえって!」とネタもやったのかやってないのかよくわからないままブチギレて帰っていった。めちゃくちゃ不憫…。大雨のせいでもたついちゃうからなかなか客席に入れないんだよ…。私もちゃんとチャンプのネタを観たかった…

 

ガチャガチャしたまま、本日の主役のパーティ内山さん、永野さん、カミナリまなぶさんが登場。初っ端から永野さんがトークにエンジン全開でコンプラ違反の用語を羅列して言っていて笑ってしまった。香盤表を読んで、カカロニについて嘘の説明をして(ここにはちょっと書けないが…)「カカロニがマイクの前に来たら皆さん、差別に負けないでー!って応援してあげて!」と言い残して退場。

 

実際カカロニがマイクの前に着いたところで「差別に負けないでー!」の大合唱が起きて笑った。私ももちろん叫んだ。その後のカカロニの「男としての魅力が足りない」という入りで爆笑が起きてしまい、カカロニはネタ変更を余儀なくされていた。

カカロニって事務所主催のライブではいつもこんな感じでタジタジになっていて不憫で笑ってしまう。

 

このブロックはTCクラクションと、おすし鐘ヶ江さんとカミナリだったかな…?間違えてたらすみません。TCクラクションはボケ1発のツッコミ1発の短いネタ。ツッコミ鬼強いからめちゃくちゃ面白かった〜…鐘ヶ江さんは新興宗教の教祖。カミナリはキューティーハニー。ネタが1分に設定されているので、サクサク終わって面白かった。

 

ここでトークに入るのだが、暗転して椅子を持ってきたものの椅子が足りないし誰も座ってないしグダグダしていてなんか良かった。こういうライブって居心地がいいんだなあ。

 

あっ、はじめのブロックのメンツは覚えているのに後は覚えていない…

 

印象に残っているのはわらふぢなるおとスルメのコント。わらふぢなるおがラストライブの告知をしなかったため罰?としてスルメさんがネタに登場することになったらしい。

スルメさんがめちゃくちゃにしてしまうのかな…と思いきや、いい感じに乱していてスパイスになっていて面白かった。本人達もなかなかの手応えを感じているようだった。

 

まかろにステーションはパーティ内山ザーファッカー。パーティ内山最後の弟子として慕っている様子が伺えた。素直ないい子達だなあ。

 

モグライダーはトシちゃんのネタショートバージョン。ハ行だけトシちゃんの吐息を止めなくちゃいけないのに、「デー」も止めていて、指摘されても「本当?」とともしげさんが首を傾げていた。芝さんのトシちゃんのモノマネはいつ観ても面白い。

 

虹の黄昏を初めて観たのだが、「パーティ内山引退いえええええええええい」とやかましく登場して、「全然思い入れねえ」と絶叫していてめちゃくちゃやりたい放題で素晴らしかった。ネタもしょーもないことを息を切らしてやっていて、あんなにいつも全力なんだ…と大爆笑しながらとても感動してしまった。素晴らしい芸人だ…。

 

中MCで、果たしてこの中にパーティ内山だけを観に来た人はどれくらいいるのか?というのが気になって仕方ないということで多数決を取った。パーティさんは後ろを向いていた。パーティ内山さんだけを観に来たのは6人らしい。

 

関係ないのだが、中MCの時に換気のために開けていたドアの外から救急車のサイレンが鳴り、芝さんがともしげさんに「ほら、お前のこと迎えに来たよ」と言っていて、芸人さんも言うんだな〜となんかしみじみ思った。

 

またまた全然関係ないのだけど、モグライダーのテレビの露出がエグいくらい多いのにこういうライブにもめちゃくちゃ出ていてマジでエグい…特に芝さん、健康でいて欲しい…!

 

大トリは御大永野!「お笑いから逃げる人間に対してするネタなんて何ひとつ無かったです」と毒を吐いた後にBOOWYのB BLUEをフルで歌っていた…ただ歌っていたのに面白くて、さすが永野さんだ…と思った。

 

最後にパーティ内山さんの引退のご挨拶。パーティさんらしく飄々とした、全くしんみりしない、とてもいい挨拶だった。YouTubeにも動画があるのでぜひ。

 

追記:シオマリアッチさんのラップも良かった!感動してそして何故だか笑える不思議なラップだった。

 

袖からビールの缶が覗いていたり、芸人からバンバン野次が飛んだりと、事務所主催のライブとは思えないほど地下ライブの空気だった。本当に面白かったなあ…パーティ内山さんのネタが観られないのは残念だけど、ひとまず芸人の活動はお疲れ様でした。るいちゃんファミリーチャンネル頑張ってください!私も観ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうか〜

30歳になり、東京の学校に通い、さまざまな人生を見たり聞いたりして価値観が変わったり、そうか〜と思うことが増えている。

 

ヘアドネーションしよう!と思ったのも新たに出会った友人の影響だ。

 

小児の病院に勤めていたにも関わらず、ヘアドネーションのことを全然意識もしてなかったし、知らなかった。私がぼさーっとしていたのもあるが。

ケビンス・山口コンボイさんの影響もある。

ちょっと長くなるからここではアレだが…彼のnoteを読んでそう思ったのだ。

 

別の友人からは自らの性別のゆれと意識について聞き、そうか〜と思った。

私は女を自認し、女の身体で生きているから、そういう苦しみもあるのか、そういうふうに考えているのか、と思った。

自分が良かれと思って言った褒め言葉にも傷つく人がいるから、本当気をつけよ…と思った。

 

性別が「ない」と思っている人も「両方」と思う人も幸せに暮らせる世の中がいいな〜と思う。

 

幸せってなんなのかな〜、友人の結婚したそれぞれを観ていると、幸せそうな人もいれば、幸せだけど不満がたくさん、とか離婚したい、とかそういう人もいて、もう相当わかりきったことだが結婚が幸せということではないんだよな〜

 

でも、どうして女性の半数くらいは結婚を夢見るんだろ?そして、どうして親は結婚して欲しいんだろ?とか色々考えてしまう。

 

昨日、アラサー友人数名とマックでただだべっている時間が脳が溶けるほど楽しかったのだ。これはこれで幸せなんだよなー

 

 

 

色々あった

辛かった実習も終わり、春休みになったので遊びほうけている。

 

すごくすごく楽しみだったM-1ツアー東京公演に3回とも行った〜!もうほぼ覚えてな〜い!ただめちゃくちゃ面白かった〜!ランジャタイは①でT.Nゴンの秘密、②でバージョンアップした谷村新司、③で風猫、後半は永野完コピしてて死ぬほど笑ったよ〜!!!!!!!!ラッセンクワバタオハラと餅を喉に詰まらせた新沼謙治!!!…なんかこう、事務所ライブではなくよしもと主催のライブで音響照明借りてやりたい放題やってて、よしもとの音響照明の人どう思ってるんだろ????やりがいある仕事だよな〜!

 

真空ジェシカが2回目でやりたい放題やってて最高だった…暗転した後川北さんの死体がスポットライトに照らされて、その後また暗転して終わったところで死ぬほど笑ったし、

 

デジタルまさのりになった川北さんが後ろからぬっと不気味に現れて、終演のご挨拶中のオズワルド伊藤を舞台下に突き落とした後、勝利のノリノリまさのりやってて大爆笑かっさらってたな〜……

書いててマジで何が何だかわかんないな…デジタルまさのりってなんなんだよ…ああ…本当にすごいお祭りだった…

 

その2日後、昨日にタカトシプレゼンツ新ネタやろうぜ!というライブがルミネザよしもとであった。初めてのルミネ、目の前に背の高い方が座ってあんまりよく見えなかった…けど…

ランジャタイは「永野」というネタなんだろうな…めちゃくちゃ面白かった…

 

日をおかずすぐに餅を喉に詰まらせた新沼謙治を観られると思ってなくて最高だった…

 

途中、カツラを奪い取られた伊藤ちゃんが永野に乗っ取られた国ちゃんをすごい形相で睨んでいたのもめちゃくちゃ笑った…無言形相ツッコミという新たな境地…

餅を吐き出したところで永野の乗っ取りがとけて国崎和也でありがとうございました〜と終了。

この日は出演者がほぼ時間を守らず、1時間の予定を1時間40分ほどやっていた。みんな人気者なのにサービス精神が旺盛だ。素晴らしいことだな…人気者たる所以なんだろうな〜と感動した。

 

ルミネの営業時間が終了してたため、非常階段からぞろぞろと帰った。7階から階段で降りるのってなかなか珍しいな〜と思った。

 

本当に楽しかった!次のライブはバティオスかな。楽しみだな〜

 

 

バイトやめた

バイトを今日で辞めた。開放感あんのかなーと思ったが別にそうでもない。やれやれ、という感じである。

来月から無収入だから、お金を大切に使わないといけない。

 

そして今めちゃくちゃ不安で心臓がバクバクとしていて最悪の気分なのだ。

 

来週から実習が始まるのである。

 

このせいでずーっと気分がダメ。助けてくれ。

 

私はこの感染大爆発で実習がなくなるんじゃないか…?と不謹慎ながら思っていたのだが

 

なくならなかった。

 

なんだろう、かつてない感染大爆発なのになんだか緊張感がなく、普通に過ごしてしまう。いや、繁華街やお笑いライブはさすがに行ってないけどさ…予防接種もしたし、コロナ慣れということだろうか。

 

実習が始まる不安で夏休み最終日の気分だし、なぜか前に振った男性のことを考えて泣いてしまってもう本当に意味がわからん。なんなんだお前よ、と自分で思う。

 

不安なことがあるとどんどん昔の嫌なことや悲しいこと、自分の嫌いなところをバーっと考えてしまって不安をどんどん広がらせてしまう。なんで〜! 

 

そんな中で、ケビンス山口コンボイさんのnoteを読んだら大変面白くて、感想を送ったら丁寧な素敵な文が返ってきて少し心が落ち着いた。

 

ケビンス山口コンボイさんのツイッターにもかなり元気をいただいている。なかなか自分を下に見ろ!と言えるものではないよね…すごいな…コンボイさんは…

 

人間元気で生きてればなんとでもなるよなー!と思い込ませて頑張るしかない。

 

バラエティ

ランジャタイがM-1決勝へ進出してからというもの、ほぼ毎日何かしらのメディアへの出演があり、頑張って追わないと!という感じになってきた。

 

日テレ日テレしたバラエティがマジで大嫌いなので、(ぶっちゃけ日テレ自体が嫌いだが…)今日の有吉ゼミなんかその最たるものなのでヒヤヒヤして観ていたが許容範囲だった…。良かった…。

ただ、国崎和也のボケが冷酷にカットされていて笑ったと同時に、俺の嫌いな日テレバラエティ、こういうところだよなーと思った。番組の空気感にそぐわないものがあればどんなに面白くても削ってしまう感じ。

 

…でもまあね…国ちゃんね、たまにひたすらスベってる時もね…あるから…なんとも言えないんだけどもね…

 

同じ日テレでも、有吉の壁は大好きなんだけどな〜…。出演者がほぼ芸人で埋まってしまえば、ザ・日テレバラエティという濃度が薄まっていくんだろうな、と思う。

 

ウリナリ電波少年ガキの使いを喜んで観ていた人間としては今の日テレのバラエティがとても残念に思えて仕方がない。

 

あと、日テレの素人いじり番組が本当にダメです。笑ってコラえての、食べてる途中の人に無理矢理話しかけてアワアワしている安易なウケを取るのはマジでやめて欲しい。腕が無いのか?見るに耐えないよ。

 

苦情になってしまった…