目まぐるしく色々なことがある。当たり前だけれど…なんと言えばよいのだ…むー、なんかなんか…
キャプテンストライダムの流星オールナイトの歌詞に「太陽系でずっと繰り返されたようなありふれた胸騒ぎ」というのがあって
ちょっと違うんだけど、目まぐるしく色々なことがあるってきっと色んな時代の色んな人が思ってたことで今は私たちの順番なんだなあとか、こういう感情をずっと昔からみんな感じて今があるんだなあとか思うわけです
昔も今も変わらない、昔の人も今から産まれる人もどこか近くに感じられるようで…
歌詞の本意とは違うけどさあ。
太陽系でずっと繰り返されたようなありふれた胸騒ぎという歌詞、本当にいいな、いい
崇徳院のご命日の日にこれを読んでいた。
大家さんと僕。
流行から少し遅ればせながら読んだけれど…
大家さんと「僕」が抱えている悲しさ、切なさ…この2人が寄り添い合うのは必然という感じがした。
矢部太郎の繊細で賢くてお人好しで優しい感じが伝わってきた。
進ぬ!電波少年の企画でスワヒリ語を一生懸命勉強している姿をなんか思い出した、父が観ていたなあ、電波少年。懐かしい。
15少女漂流記とかねー!ランプかなんか燃えてドクターストップかなんかあったりして…神の舌かなんかの芸人が木苺のパスタ作ったりして…
いかん、電波少年の話になってしまう。
読み終わったあとに心が温かくなる漫画だった。矢部太郎の収入もっと良くなれ…応援している。
そして、さくらももこが亡くなった。
ちびまる子ちゃんは全巻持っていて、エッセイも大好きで、見つければ片っ端から読んでいた。コジコジも大好きだ。永沢君も…
色々叩かれることもあった彼女だけれど、ユーモラスな文章は面白かったし、憧れでもあった。考えたら、文章を読む楽しさを教えてくれたのもさくらももこだ。
ちびまる子ちゃんの漫画のあとがきとか、漫画の間に入っているちょっとした文も毎度毎度とても楽しみだった。だから、巻が進むごとに文章が少なくなっていくのが悲しかったな…
さくらももこの手書きのまるっこく親しみやすい文字も大好きだったし
ちびまる子ちゃんの話の内容とはまるっきり正反対の、めちゃくちゃ凝ったメルヘンに描かれた表紙の絵とか…すんごくかわいい色づかい!
かと思えばめちゃくちゃダークな、永沢君とか、起承転結まるきり無視のシュールなギャグ漫画とか…
伊集院光が松本人志のことを「俺だけが良さをわかっていると思わせるような魅力」と言っていたけれど、さくらももこも同じだと思う。ツイッターで見ていてそう思った。
ご冥福をお祈りしています。
もう、新作が読めない。ただただ残念だ…